日本一寿司屋が多い山梨県の(※2015年・総務省調べ)富士山のふもと町、富士吉田市で1つ1つ丁寧に作られるメゾン寿司の製品たち。
富士の湧水で染め上げた糸による寿司ネタの発色や、特殊加工により立体的に浮き上がるシャリの質感がポイントです。
そんなメゾン寿司は、東京造形大学の学外プロジェクト「富士山テキスタイルプロジェクト」から生まれたブランドです。
日本一寿司屋が多い山梨県の(※2015年・総務省調べ)富士山のふもと町、富士吉田市で1つ1つ丁寧に作られるメゾン寿司の製品たち。
富士の湧水で染め上げた糸による寿司ネタの発色や、特殊加工により立体的に浮き上がるシャリの質感がポイントです。
そんなメゾン寿司は、東京造形大学の学外プロジェクト「富士山テキスタイルプロジェクト」から生まれたブランドです。
富士山の麓の町、山梨県富士吉田市は日本でも有数の織物産地です。高い技術力を持っていますが、後継者不足、下請け仕事の増加といった理由から閉塞感を抱えており、その状況を打開するために2009年にスタートしたプロジェクトです。
参加している織物工場(以降:機屋)が美大生とタッグを組み新しい作品を作るのが目的ですが、一般的な産学協同プロジェクトと違い学生が毎週のように機屋に通い、一から機械の操作を教わり二人三脚で作り上げていくのが特徴です。
そんな富士山テキスタイルプロジェクトの第9回目、2017年8月から開発がスタートした企画です。
「金襴座布団」と呼ばれる高級座布団を70年以上作り続けている老舗メーカー田辺織物と、当時からデザイナーとして活動していた鈴木龍之介のタッグで寿司をテーマにしたテキスタイルを作り始めました。
【SUSHI】スズキリさんの商品が入荷致しました!寿司になれるTシャツと寿司になるクラッチ^^☆Tシャツは畳んでも寿司、着ても寿司!クラッチは畳んでも寿司、荷物を入れても寿司!どちらも¥6,000+税です!数が少ないのでお早目に~ pic.twitter.com/rECGOEjUjo
— ミツカルストア (@Meetscal_store) January 28, 2015
2015年にプリントで制作していた寿司のテキスタイルを、織物でよりクオリティの高いものにすることが目標でした。
しかしなかなか良いものができず、試行錯誤の日々が続きました。
柄として寿司を表すのではなく質感を再現するのはどうか?と白い糸の立体感だけでシャリを作ったサンプルがきっかけで方向性が見え、さらに何度も試作を繰り返し初回の名刺入れシリーズが完成しました。
※2018年2月の展示の様子
しかしここで終わらず、量産する上での問題をなくすため更に数え切れないほどの試行錯誤を繰り返しました。
そして2018年の夏、シリーズのラインナップを増やし「ハタオリマチフェスティバル」会場にて発表しました。
富士山テキスタイルプロジェクトの10周年展で富士吉田市長から賞をいただき、NHKでも放映されるなど話題になりました。
調整を繰り返し、2020年3月7日(さかなの日)にオンラインストアをオープンしました。
2015年:渋谷PARCOミツカルストアの企画でメゾン寿司の原型を発表
2017年8月:メゾン寿司開発スタート
2018年2月:六本木AXISギャラリーにて展示・発表
10月:ハタフェス2018にて展示・発表、富士吉田市長賞受賞、NHKニュース放映
2019年2月:インターナショナル・ギフトショー2019出展
3月:青山Spiralにて展示・発表
5月:NHK「デザイントークス+」放映
2020年2月:インターナショナル・ギフトショー2020出展
3月:阪急百貨店うめだ本店にてポップアップ展開、オンラインストアオープン